同窓会会長挨拶
同窓会会長 佐藤 澄男
令和元年8月4日就任

 国難の時です。少なくともこの2ヶ月、連日のトップニュースはこれ。中国武漢に由来する新型コロナウィルスのことです。世界全体で感染者が148万人を超え(4月8日現在)死者も8.8万人以上に上るが、収束・終息の見通しは立っていません。今年世界最大のイベントになるはずだった2020東京オリンピックは、この影響で約1年の延期となりました。日本の感染者は4,800人を超え、特に東京の数が日に日に増加、宮城県も34名に達し、知事・仙台市長が会見で外出自粛要請を発し、特に若者の夜間外出に注意を喚起しました。社会全体が身を屈める姿が目立ち、あらゆる会合・集会行事に影響を及ぼしています。特に学校行事は、年度末・年度始にかかり、本校においても卒業式は3月1日に予定通り開催できたものの、4月8日の入学式は、内容を縮小し、来賓出席もなしで挙行されました。この事態では、致し方ないことでありますが、190名の新入生の諸君には健康第一に縮まることなく本校を志望した新たな門出に喜びを感じ、励んで欲しいと願うものです。このことは、歴史的国難、否世界に例のない事象として刻まれることになりますし、それを乗り越えた暁には、新しい歴史の始まりとなるからです。

 昨年8月図らずも同窓会会長をお引き受けしてから、早8ヶ月が経過しました。試行錯誤の連続でありますが、同窓会先輩各位の温かいご協力・ご支援のもと、曲がりなりにも任務を遂行させていただいております。これも母校並びに同窓会を愛する各位の思いの表れと、この機会に厚くお礼申し上げます。明治21年(1888年)開校以来132年の歴史と伝統を誇りとし、各々の地域或いは職域において縦横の働きを見せておられる同窓各位の愈々のご活躍と、併せて前述の国難を取り除き新たな時代を共に拓いて行くことをお願い申し上げ、挨拶といたします。

令和2年4月9日

 

 ※コロナ感染者数等の数字はすべて、4月8日までのものです。