柔道部

出稽古第2弾 不来方(こずかた)高校編

 10月14日(月)に不来方高校へ出稽古に行ってきました。当初は13日(日)に行く予定でしたが,台風19号の影響で不来方高校のみなさんに予定を変更していただき実施することができました。
 不来方高校は進学校で多くの運動部が東北大会やインターハイ出場など文武両道を実践している学校です。その中でも柔道部は,8月31日に開催された1・2年生大会で女子個人戦を2階級制覇するなど強豪校として知られています。金足農業高校での改善点を修正し,不来方高校の生徒を相手にどれだけやれているか,確かめたいと考えていました。
 しかし,本校の生徒も努力し,組手などの修正に取り組んできましたが,まだまだ自分のものにできていないことがわかり,継続して取り組んでいく必要があることがわかりました。
 不来方高校の強さの秘密は,OBや地域の方々が時間とともに人数が増え,一緒になって稽古に励み,支えていました。また,生徒は自分から稽古を楽しんで取り組んでいるように見えました。それは稽古の間に見せる笑顔です。辛い練習でも笑顔・笑いがあり,人からやらされる稽古ではなく,自分のための稽古をしているようでした。また,最初から最後まで音楽を流しながら稽古に取り組んでいる姿が,斬新でした。普通であれはウォーミングアップが終わった段階で音楽を止め,静かな中で稽古をするのが当たり前だと思っていました。しかし,不来方高校の生徒の取り組みを見たときに,私自身がそういった固定観念を捨てることが,このチームには大事あり,決めつけた稽古をしていたら同じ結果しか出ないと思いました。だったら私が自分の目を信じて,選手たちにチャレンジをさせることが大切であり,稽古を積み,試合で「やり切る」ことができれば,もっともっと上に行けると思った一日でした。今後も一致団結して後悔しないよう準備を進めていきたいと思います。
 不来方高校の先生をはじめ,生徒のみなさん,OBや地域の方々,大会直前にもかかわらず,親切に対応をしていただきありがとうございました。