高校生の就職は難しいのでしょうか
その通りです。にもかかわらず,本校の就職率は県内平均より特に高く,様々な企業で卒業生たちが活躍しています。高校生を採用する企業が少なくなってきている原因として「卒業3年後に,卒業したときに就職した企業にそのまま勤めている者は5割しかいない」ということがよくいわれます。働くとはどういうことなのか,社会人として生きていくためには何が必要か,よくわからない人が多くなってきているように思います。
総合学科の場合,1年次の「産業社会と人間」の授業のなかで,社会人講話や職場体験実習を行い,社会を知り,職場を直接経験する機会があります。2年次には希望者に対し数日間のインターンシップを行っています。また,授業やさまざまな活動を通して学校以外の人と触れ合うことも多くあります。さらには,学校全体で欠席が少ないことや部活動が盛んなことが,本校の就職の実績につながっていると考えています。