“田面(でんめん)に高校生ライダー参上”
5月連休明けに田植えした、3年生担当の各圃場のイネは順調に生育し、7月下旬から8月上旬にかけて出穂を迎える前の管理作業である溝切りを行いました。
溝切り機はオートバイに似た構造で、後輪の代わりに溝切り板がついております。
何のために行うの・・・?
イネの茎は分げつを行い1本の苗から20数本まで増えていきます。そして、茎の先端に稲穂がつきますが、多すぎると実の入らない穂がつくので、いったん水を与えないように水田から落水し、土の表面にひび割れができるくらいまで乾かし、実の入った、穂のつく茎を確保するために“中干し”という作業を行います。そのときに水が溝を通って排水しやすくするのと、稲刈り作業が楽に行える事を目的とします。