心字池

 心字池造園費は昭和43年に創立80周年記念事業として,同窓会教育振興協力費から当時の金額で45万円を計上して,昭和46年には管理棟が完成し,昭和47年にそれにふさわしい造園計画を実行しました。

 当時の校長である荻原良也先生は,前任地,栗原農業高校環境緑化の体験から,昭和46年秋に山本壌教諭・柳田慶一教諭・山田諄教諭の3名を吉田島(神奈川県)・静岡(静岡県)・宇都宮(群馬県)の3農林高校へ派遣し視察研究を命じました。また,教職員13名による環境緑化を結成し,委員長には林産科長・山本譲教諭を互選しました。企画・実地指導の中核には,造詣の深い山田諄教諭が任にあたり,補佐をしたのが佐藤節志助手でした。また,生徒会にも各級代表37名から成る実行委員会をつくり,全生徒・全職員が結集して,第4期の工事を経て,心字池を完成させました。

第1期工事
冬から初春にかけ学校ブルドーザーによる排土・地ならし
第2期工事
春季休業中,L字型溝の施工 
第3期工事
池底のコンクリート叩き側面の大玉石乱れ済み,芝張り
第4期工事
池工,玉石練堀の完工,中庭の施工,その他の緑化


 令和4年6月16日(木),今年も年に一度の心字池清掃を職員で行いました。前日に梅雨入りをしたにもかかわらず,雨も降らず清掃をすることができました。昨年同様コロナ禍により職員同士の懇親の場が少なかったですが,心字池清掃を通してお互いを知る良い機会になりました。
 心字池清掃隊長佐藤の下,職員一同,力を合わせて,笑顔の心字池清掃となりました。