科学コースブログ

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不動堂小学校との交流活動

 10月28日(火)に美里町立不動堂小学校にて交流活動を行いました。農業科学コース野菜専攻の3年生10名と小学1年生68名による、サツマイモの収穫体験が行われました。本年もサツマイモの苗の植え付けから、児童自ら水やりなどを行って収穫を迎えることになりました。
 本校生徒は事前にサツマイモのつるやマルチを丁寧に取り除く作業を行ったり、サツマイモの堀り方を小学生に教えたりしました。その後小学生は、土の中に眠るサツマイモを手で掘り出す作業に挑戦し、初めての収穫体験に「大きいのが出てきた!」などの歓声が上がり、畑は笑顔でいっぱいになりました。
 この日掘り出されたサツマイモは、後日給食のメニューとして提供される予定です。自分たちで収穫した食材を味わうことで、食への興味、関心を育む機会になると思います。

 

図書館マルシェに参加しました

 9月26日(金)小牛田図書館で開催された図書館マルシェに農業技術科・農業科学コース野菜班の生徒が出店しました。本校圃場で育てた西洋ナス・ロッサビアンコやネギなどを販売しました。
 当日は大勢のお客様にお越しいただき、開始から30分足らずで完売しました。ありがとうございました。

長者原SAの植栽活動

 農業科学コース草花専攻班の3年生が6月30日(月)に東北自動車道長者原サービスエリアの花壇にNEXCO東日本の職員の方と一緒に、炎天下の中、みんなで力を合わせて花を植えました。活動中も一般の方に「綺麗だね。暑い中ありがとう。」と声をかけていただき、とても励みになりました。植えた花を通して、見る人たちの心を癒やせれば良いなと思います。

校内の花壇植栽頑張りました!

 農業科学コース草花専攻班の実習で校内の花壇を植栽しました。敷地内にある8か所の花壇にセロシアやコリウスなど10種類の花壇苗をさまざまなレイアウトで丁寧に植えました。暑い中でしたが、寸法を測り、縦横ずれていないかみんなでチェックしながら実習しました。みんなの心を癒やせる空間になれば良いと思います。

JA女性部の方々へ寄せ植え講習会開講

 5月30日(金)にJA新みやぎ女性部フレッシュミズとJAからっじ「きらっと★」の会員の方々へ、農業科学コース2年生・草花専攻班10名が講師となり寄せ植え講習会を開講しました。
 事前に花苗の紹介パネルを作成し、司会・進行そして手順の説明をすべて生徒が行いました。とても緊張した様子でしたが、女性部の方々と一緒に寄せ植えを作り、上手にできたと喜んでもらえたのでとても良かったと思います。
 この寄せ植えが、心を癒し、日々に彩りを添える存在となればと思います。

不動堂小学校の児童との交流活動

 5月26日(月)不動堂小学校の1年生83名と本校農業技術コース3年生の野菜専攻10名が不動堂小学校で交流し、さつまいもの苗を植える活動を行いました。
 本校の生徒が最初に苗を植える手順などを説明した後、実際に小学生に苗の植え方を優しく教えながら、一緒に作業を進めました。小学生たちは楽しそうに土を触りながら、植物を育てることの楽しさや大切さを学び、本校生徒はリーダーシップを発揮する貴重な経験を得ることができました。
 今回植えたさつまいもは今後、収穫期(10月下旬)に芋掘り体験の交流を行う予定です。

初めての田植えに挑戦!

 田んぼの水も温む5月19日、本校水田にて農業技術科・科学コース1年生40名が田植えを行いました。
 慣れない作業に戸惑いながらも、先生の指導を受け、一歩ずつ田んぼの中へ。足が思うように動かず、バランスを崩して泥の中へ転んでしまう生徒も多数いましたが、それでも笑いながら立ち上がり、真剣な眼差しで苗を手にとり一生懸命植えていきました。
 田植えが終わるころには、みんなすっかり泥まみれでしたが、最初はぎこちなかった動きも、次第にスムーズになり、最後の苗を植え終えたときには、達成感あふれる笑顔が広がりました。
 農業の大切さを肌で感じた1日。この日に植えた苗が、秋には立派な稲穂になり、10月中旬に稲刈りを行います。

野菜苗販売会開催!

 5月8日(木)、本校にて野菜苗販売会を行いました。
 大勢のお客様に来ていただき、大盛況となりました。今後とも、野菜部門は地域と連携しながら頑張っていきますので、よろしくお願いします。
 

 

東京農業大学教授の授業を受けました!

 5月7日(水)に農業技術科農業科学コース2年生40名は東京農業大学教授・高畑健氏をお招きし、「科学的データの取り方について」というテーマのもと授業を受けました。御自身が研究している「ペピーノ」を題材にし、テーマ設定の重要性や科学的根拠をデータ集積について御講話いただきました。
 また、生のペピーノ果実の試食では、少し苦手な生徒もいましたが、グミやジャムに加工したものを食べ比べした際には、「おいしい!!」と歓声が上がるほど感激しており、加工の重要性も体感できた授業となりました。

 

令和7年度春花壇苗栽培スタート

 令和7年度の春花壇苗の生産が始まりました。
 今年度は12品目を5月下旬に販売予定です。興味のある方は小牛田農林高校までお越し下さい。

令和7年度春花壇苗ラインナップ

 ①マリーゴールド   ②サルビア       ③サルビア(ボンファイア)

 ④ブルーサルビア   ⑤ニチニチソウ     ⑥メランポジウム

 ⑦ベゴニア      ⑧キンギョソウ     ⑨セロシア(ケイトウ)   

 ⑩コリウス      ⑪ガザニア       ⑫ベゴニアビックデラックス

野菜苗販売について

 農業技術科農業科学コース野菜部門からのお知らせです!

 本校の授業で管理した野菜苗を販売いたします。

 日時:令和7年5月8日(木)(※1日限定で販売いたします。)

      午前の部 9:00~12:00

      午後の部 14:00~16:00

     ※売り切れ次第終了いたします。

 場所:本校野菜1号温室(テニスコート横)

 駐車場について

  本校正門を入ってすぐ左側の砂利の駐車場をお使い下さい。

  必要に応じて感染症への対策は各自でお願いします。

      野菜苗販売に向けて生徒の栽培管理風景

 

農業科学コース2年で視察研修に行きました!

 12月17日(火)に農業科学コース2年生で2箇所の施設を見学に行きました。
 1つ目は、仙台中央卸売市場を見学し、とても広大な敷地に沢山の駐車場があり、水産や青果物の流通の中枢となっている場所でした。市場の沿革や機能などについての講話を頂き、施設を見学させていただきました。
 2つ目は、宮城県と提携を結ばれたコンサルティングの会社である「アクセンチュア」で研修をしてきました。仙台市にあるビルの一角に拠点があり、その施設でマネジング・ディレクターの藤井篤之氏から、人口やライフスタイルの変化に伴う食と農の変遷や、AIを活用した農業の効率化、環境改善や農家の収益向上などが期待されるリジェネラティブ(環境再生型)農業などについての講話を頂いた後、「大崎耕土をより良くするために取り組むべき課題は何か。」との質問に対して上がった課題ごとに7グループに分かれて議論をしました。今までに無いワークショップの方式で、次々とアイディアを出して活発に議論を進めることができました。とても充実した研修になりました。

社会福祉協議会の方より講話をいただきました!

 11月15日(金)に農業科学コース草花専攻班3年生10名は大崎市社会福祉協議会松山支部の職員の方に来校していただき、「歳末たすけあい募金事業」について講話をいただきました。
 社会福祉協議会の業務内容の他、地域見守りネットワーク事業に本校のシクラメンを利用していただいていることを伺いました。さらに、一人暮らしの高齢者の方々が毎年本校のシクラメンを待っていてくださることを伺い、とてもうれしく思いました。
 講話の後には、シクラメンと一緒に配っていただくメッセージカードを作成しました。このカードを見て、高齢者の方々に喜んでいただき、見守り事業のお役にたててもらえればと思います。

農業科学コース1年生が農業施設を見学しました!

 11月14日(木)に農業科学コース1年生40名で農業施設を見学に行きました。大崎市田尻郷土資料館では昔の農業を学び、株式会社舞台ファーム美里グリーンベースでは最先端の農業生産を見学してきました。水耕栽培と土耕栽培をかけ合わせた生産方法でレタスが栽培されており、温室内を植物が移動する様子を見て、目からうろこでした。
 さらには株式会社渡辺採取場・瀬峰研究農場も見学し、育種の流れなど講義を受け、実際の研究農場を見学しました。品種の違いでどのような生育の違いがあるのか、整備された圃場でじっくり研究されていました。今日の見学をこれからの学習で活かしていきたいです。

東京農業大学の教授の授業を受けました!

 11月13日(水)に農業技術科2年生40名は東京農業大学教授・高畑健氏をお招きし、「農産物のブランド化について」というテーマのもと、農産物のブランドの定義やブランドの優位性など、熱意のある講話をいただきました。
 後半には、高畑教授が手がけている『ペピーノ』という野菜について御紹介いただき、『ペピーノ』は一度日本に導入されたが普及しなかったため、高糖度化するための栽培方法を確立し、加工方法を挑戦している旨を御紹介していただきました。
 最後には、是非小牛田農林で「『ペピーノ』の栽培にチャレンジしてみて下さい。」と投げかけていただいたので、チャレンジしてみたいです。

不動堂小学校の1年生と芋ほり交流!

 10月29日(火)、農業科学コース3年生・野菜班の生徒6名と不動堂小学校1年生が芋掘りの交流を行いました。
 5月下旬に不動堂小学校の畑に児童の皆さんと植えたサツマイモの苗が、児童の皆さんの水やりや雑草取りのお陰で、大きなサツマイモになりました。思った以上の大きさのサツマイモだったのか、みんな歓声をあげながらの収穫となりました。
 全部で約60キロの収穫となり、小学校の給食として11月中に味わうそうです。

宮城県農業高校に見学に行きました

 9月11日(水)に農業科学コース3年生が、宮城県農業高校の施設を見学に行きました。宮城県農業高校ではどのような学習をしているのか、各部門の先生方から御説明いただきました。
 小牛田農林とは施設や環境も違って、とても刺激を受けてきました。午後は、各部門に分かれ、それぞれ農業に関連した施設を見学してきました。学びの多い一日でした。

真夏の巨大迷路でボランティア

 畜産専攻班2年生が8月3日(土)と4日(日)に涌谷町のわくや天平の湯東側のほ場にて、真夏のとうもろこし巨大迷路コールドデントWAKUYAのボランティアをしてきました。
 両日とも晴天に恵まれ、気温が30℃以上となりましたが、受付や飲み物販売・参加の景品配布を頑張りました。涌谷町で一番熱い場所となりました。

“トウモロコシ定植”

 7月10日に播種したトウモロコシが、7月14日~15日にかけて発芽し、7月19日に定植を行いました。
 品種は「んめぇとみぎ90」で、熟期は88日位の良質高甘味中生種です。
 天敵は鳥獣類と害虫です。対策として、周囲にネット張り、定期的に薬剤散布を行います。
 夏休み明けに、立派に育った実を、美味しく頂きたいです。

“田面(でんめん)に高校生ライダー参上”

 5月連休明けに田植えした、3年生担当の各圃場のイネは順調に生育し、7月下旬から8月上旬にかけて出穂を迎える前の管理作業である溝切りを行いました。 
 溝切り機はオートバイに似た構造で、後輪の代わりに溝切り板がついております。

 何のために行うの・・・?

 イネの茎は分げつを行い1本の苗から20数本まで増えていきます。そして、茎の先端に稲穂がつきますが、多すぎると実の入らない穂がつくので、いったん水を与えないように水田から落水し、土の表面にひび割れができるくらいまで乾かし、実の入った、穂のつく茎を確保するために“中干し”という作業を行います。そのときに水が溝を通って排水しやすくするのと、稲刈り作業が楽に行える事を目的とします。