総合学科ブログ
【総合学科】車椅子移動介助実習
11月14日の総合学科2年「生活と福祉」の授業で、車椅子の開き方や閉じ方など安全な車椅子の扱い方を学びました。要介護者役、介護者役に分かれて、校舎内を車椅子で走行し、車椅子の支援の方法を練習しました。
生徒たちからは、「以前から祖母の車椅子介助のお手伝いをしていて、今回安全面など細かなことを学ぶことができてためになって、楽しかった。」「段差など車椅子が揺れるときには、声がけをしたり、相手のペースに合わせて車椅子のスピードを調整したりすることが大切であることを知った。」などの声がありました。
【総合学科】産社「ライフプラン」
11月6日(木)総合学科1年「産業社会と人間」授業では、「私のライフプラン」ガイダンスを行いました。4月から学んできた内容をもとに、生徒一人一人が、将来の職業選択をはじめとしたこれからの生き方を考える目的で行っています。この日のガイダンスでは、内容および目的を確認した後、2年生の先輩2名によるライフプランの発表を聴きました。
その後、ワークシートをもとに一人一人が自らの「ライフプラン」、「キャリアプラン」を練り上げていくために、「過去の自分」を振り返り、「今の自分」を見つめる作業に取り組みました。今後はそれぞれが「10年後の自分」を思い描いていくことになります。
12月のクラス内発表を経て、代表生徒が1月には村田高校との合同発表会、そして2月には学習成果発表会での発表を予定しています。
みさとっこマーケット参加!
10月13日(日)に美里町駅東地域交流センター周辺、美里町中学校を会場に「みさとっこマーケット2025」が行われ、本校生徒約22名がボランティアとして参加しました。
開催4年目を迎えるイベントで、年齢を問わず大人から子どもまで、地元の人たちが美里町をもっと好きになれるように、との願いが込められており、本校吹奏楽部と美里中学校吹奏楽部、美里町の子どもたちによるダンスなどのステージ発表のほか、スポーツ体験、キッチンカーやハンドメイド販売、ワークショップ等、様々な企画や出店が催されました。
美里町を盛り上げるためのイベントに農林生がボランティアとして関わることができる貴重な機会となり、参加した生徒は受付案内や司会アナウンス、各企画の補助などの各係に分かれて運営に携わり、地域の方とふれ合いながら、「みさとっこマーケット2025」の成功に大きく貢献することができました。
【1学年】大崎耕土講演会実施
10月8日(水)6校時のLHRにて「令和7年度大崎耕土講演会」として、大崎地域が有する地域資源の豊かさとSDGsとの関わりを理解し、深める目的で、大崎市役所産業経済部より講師を招き、講演をいただきました。
大崎市が誇る世界農業遺産である「大崎耕土」が、先人の苦労や工夫によってもたらされたものであるという話に、生徒たちは真剣な表情でメモをとりながら聴き入っていました。
【総合学科】2年フィールドワーク
9月26日(金)に、総合学科2年3クラスが美里町地域探究の一環として、塩竈・多賀城方面、村田・蔵王方面、女川・石巻方面の3コースに分かれて、独自の取り組みや課題などの現状を視察するフィールドワークに行ってきました。
塩竈・多賀城方面では、NPOみなとしほがま様のガイドツアーご協力をいただき、塩竃神社、裏坂旧亀井邸見学、本町通り、御釜神社、佐浦向拝、津波痕跡を見学し、塩竈市の魅力と現状に迫りました。ガイドさんの説明が的確で素晴らしく、とても興味を持ちながらツアーに参加することができました。午後は東北歴史博物館を訪れ、東北の歴史について触れ、思考を深めました。
村田・蔵王方面では、村田町蔵の町を散策し、蔵の多くは持ち主の寄贈であることを知り、村田町の歴史を受け継ぐ人々の熱い思いを感じました。午後は蔵王ジオパークセンターを訪れ、持続可能な町を実現するために、町のPR活動に力を入れている様子が分かりました。ジオパーク認定までに10年かかり、諦めずにジオパークの活動を進めていく原動力となったのは、蔵王の美しい景観、歴史や文化を、次の世代に残していこうという人々の思いでつないでいるというお話を伺い、人の思いの強さを実感しました。
女川・石巻方面では、女川町まちなか交流館を訪れ、震災からの復“幸”をめざし、だれもが幸せになれる町づくりの取り組みについて貴重なお話をいただきました。午後はみやぎ東日本大震災津波伝承館を訪れ、東日本大震災津波の事実と教訓、そして、災害と向き合い、被災地の再生と復興に向けた人々と地域の歩みについて学ぶことができました。
実際に「見て、触れて、考えて」現地で様々なことを吸収し、他の地域を視察することにより視野が広がりました。県内各地の取り組みからヒントを得て、美里町の活性化に向けて力を入れて考えていきたいと思います。